釣り人発、秘境探検へ|秘境キャンプの原点と野営スタイルの魅力

今回紹介する映像は、まさに「秘境キャンプ」の原点とも言える体験記録です

キャンプは「引き算」だと言われることがあります。便利な日常から離れ、必要最低限の道具で自然に向き合う。

でも、私たちにとってのキャンプは、もっと自由で多様なもの。足し算もあれば、時には掛け算だってある。

今回の映像では、そんな私たちの“キャンプの原点”を語る一本をお届けします。

静かな渓谷の音。

風に揺れる木々。

そして、誰もいない場所にひとり立ち、耳を澄ませると聞こえてくる「自分自身の声」。

それこそが、私たちが野営に惹かれる理由です。

映像に登場するのは、私たちの“師匠”とも言えるアウトドアベテラン。

Google Mapもスマホもなかった時代、彼は紙の地図を手に、釣りをきっかけに数々の秘境を見つけてきました。

「人がいない場所ほど、自分の声が聞こえてくる。」

上流の川を辿り、車を止め、重い装備を背負って山へ入る。

そこにあるのは、人工物のない、まっさらな自然だけ。

彼は語ります——

キャンプにはいろんなスタイルがあっていい。

家族と一緒なら、快適さを優先する「足し算のキャンプ」。

仲間と集まれば、焚き火とワインだけの「引き算の夜」。

時には険しい山を目指して、体力とギアの掛け算に挑むこともある。

大切なのは、自分にとっての“楽しさ”を見つけること。

川辺で斧を手に薪を割る男性。奥には仲間と犬がキャンプを楽しむ様子

本当の野営は、自分と向き合う時間。

そしてそれは、どんなスタイルでも叶えられる自由な旅。

今回のような映像を通して、皆さんと「記憶に残るアウトドア」を共有できれば嬉しいです。

これからも、少しずつ私たちの旅の記録を届けていきます。